農業を〝産業〟にする理念と哲学に貫かれた直売所「みずほの村市場」

画像11月18日、会津若松市農業委員会行政調査の2日目では、茨城県つくば市の直売所「みずほの村市場」を訪問し、設立の経緯や経営理念について株式会社みずほの長谷川久夫氏にお話をいただきました。
事前に会津若松市農業委員会事務局が調べた資料の中に、いばらきの食と農のポータルサイト「茨城をたべよう」の中でみずほの村市場を紹介したページがありました。
画像そこでは、「通称『みずほ』で知られる、こちらの直売所の創設者である長谷川久夫さんは、『農家は自分の作った農産物に、自分で価格がつけられない。やる気はあっても農業だけでは食べていけない。このままでは日本の農業は駄目になってしまう』と、農業者の自己責任と自己主張の場として、『みずほの村市場』を設立しました。……(略)」と紹介しています。

画像長谷川さんのお話は、いちいち尤も!と頷くことばかりでした。
例えば、「農業は第一次産業と呼ばれるが産業になっていない。ルールのある競争をして働ける場になるのが産業だ。農業に経営の視点がなく、あるのは生産の視点だけだ」「現在、全国にはコンビニよりも多い約23000もの直売所があるが、原価計算をしていない所が多い。それでは販売のためではなく供出ということだ」「みずほを作った目的は再生産の仕組みを作ることだった。工業製品と違い〝命〟のあるものは、一つひとつ品質が違う。価値が違う。その価値で値段を付ける。市場価格に左右されず品質で値段を付け、全国の直売所の一農家当たりの年間売上の平均は80万円だが、みずほでは一農家当たり800万円だ」……などなどです。大変刺激的でした。

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