テーマ:演劇

広島の高校生が被爆体験者の話を聴いて原爆の絵を描く劇「あの夏の絵」に再び感動

 12月4日、会津若松市文化センターで劇団青年劇場公演「あの夏の絵」を観ました。地元の彫塑家石山信子さんを長とした上演実行委員会の主催です。私も実行委員に名を連ねていましたが、ほとんど力にはなれませんでした。皆さんの頑張りで約200名が観劇したでしょうか。  さて、舞台ですが、大変感動しました。昨年11月に青年劇場のアトリエで観たとき…
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今年最後の観劇? 久しぶりに泣かされた感動の舞台、前進座公演「柳橋物語」を観る

 11月26日、會津風雅堂で会津演劇鑑賞会例会、前進座公演「柳橋物語」を観ました。山本周五郎原作、田島栄脚色、十島英明演出による舞台で、前進座のレパートリーとしてつとに知られている舞台です。  私自身、この舞台はすでに何度か観ていたつもりでいましたが、舞台を観て初めてであることを知りました。どうしてそんな勘違いをしていたのでしょうか?…
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久しぶりの子ども劇場例会参加、劇団むうの人形劇で子どもたちの素直な反応を見る

 9月12日、久しぶりに会津子ども劇場の例会に参加しました。  作品は劇団むうによる人形劇「こぎつねコンとこだぬきポン」で、上演時間45分の短いものです。  ちなみに、原作は松野正子さんの絵本「こぎつねコンとこだぬきポン」(童心社刊)だそうで、脚本・つげくわえさん、演出・和田紀彦さん(劇団うりんこ)、美術・人形制作・神門康子さん…
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シルバー世代への応援メッセージがいっぱい! NLT公演「ミュージカルO.G.」

 9月13日、会津演劇鑑賞会例会で劇団NLT公演「ミュージカルO.G.」を會津風雅堂で観ました。まきりか脚本・作曲、本藤起久子演出、大原晶子振付、村井一帆ピアノ、出演は旺なつき、阿知波悟美、池田俊彦の3人だけです。  舞台は、間もなく閉店する新宿のキャバレー「ミラクル」の控え室。そこのステージで38年間歌い続け還暦を迎えた歌手…
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演劇鑑賞運動の持続に欠かせない会員拡大を進める戦略の必要性などを議論した会津演鑑総会

 6月7日、会津演劇鑑賞会(会津演鑑)総会が会津若松市文化センターで行われました。  私も、会のサークル「はんぷてぃ・だんぷてぃ」の代表として出席しました。また会計監査にもなっていますので、6月4日に行った会計監査の結果報告もさせてもらいました。  会津演鑑の課題は会員数の減少です。かつて1200名もいた会員が3月末時点で500名ほ…
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劇団扉座公演「新浄瑠璃~百鬼丸」を観る

 5月24日、会津演劇鑑賞会例会、劇団扉座公演「新浄瑠璃~百鬼丸」を會津風雅堂で観ました。原作は手塚治虫の「どろろ」で、脚本・演出の横内謙介さんによれば、演出の一部とキャストを変えての再演だそうです。会津演鑑では2009年7月以来10年ぶりの「百鬼丸」です。  例会パンフのあらすじを引用すると次のようです。 【あらすじ】 野心…
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沖縄の置かれた変わらぬ状況描く舞台 ~ こまつ座公演「木の上の軍隊」

 5月12日、紀伊國屋サザンシアターでこまつ座公演、井上ひさし原案・蓬莱竜太作・栗山民也演出「木の上の軍隊」を観ました。  沖縄伊江島とおぼしきところが舞台で、終戦を知らずにガジュマルの大木の上に隠れ、2年もの間米軍が攻めて来ることに警戒し暮らしている二人の兵士(上官;山西惇、新兵;松下洸平)の姿を通して、現在の沖縄を見つめようとする…
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実在した人物を描く斬新な手法と感覚を見せたグループる・ばる公演「蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞」

 11月26日、会津演劇鑑賞会例会、グループる・ばるさようなら身終い公演、長田育恵作、マキノノゾミ演出「蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞」を會津風雅堂で観ました。  清冽な詩の数々を世に出した茨木のり子とはどのような人物か、詩の源泉はどこにあったのかを紐解くドラマです。  茨木のり子さんの生前に親交のあった人物と、あの世に行ききれな…
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語り伝えることの大切さを教えてくれた青年劇場公演「あの夏の絵」

 11月9日、劇団青年劇場スタジオで、福山啓子作・演出による「あの夏の絵」公演を観ました。  先日、青年劇場の地方公演担当の方が、「あの夏の絵」を来年12月に会津で公演したいのだがと相談に来られ、会津演劇鑑賞会事務所で同会の岩橋事務局長、元高校演劇指導者の佐藤さん、真珠の会代表の高橋さんなどとともにお話を聞き、それでは実際に観てみ…
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あえて“ボケ老人”という呼称を使い、人間の尊厳を問い掛けた俳優座公演「われらの星の時間」

 11月9日、六本木俳優座劇場で鈴木聡脚本、佐藤徹也演出「われらの星の時間」を観ました。  内容を知らないままタイトルの魅力的な響きにそそられてチケットを買ったのですが、感動的な舞台でした。  あらすじは、ある高齢者施設から脱走した軽度の認知症男女5人をめぐり、脱走の事実を隠したい施設側と、ハロウィンの街を取材中の地元TV局の…
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文学座公演「再びこの地を踏まず~異説・野口英世物語」を観る

 9月28日、会津演劇鑑賞会例会で文学座公演「再びこの地を踏まず~異説・野口英世物語」を観ました。マキノノゾミ作、西川信廣演出の作品です。主演の野口英世に今井朋彦、野口の恩師の歯科医学者血脇守之助に若松泰弘、野口の妻メリー・ロレッタ・ダージスに松岡依都美などの配役です。  演出の西川信廣さんは、演出意図について、「この作品は、野…
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久しぶりに参加、会津子ども劇場例会で劇団鳥獣戯画公演「ぶす」「柿山伏」を観る

 9月2日、久しぶりに会津子ども劇場の例会に参加しました。年4回の例会ですが、なぜか参加できないことが多く、会費の滞りもあって、会の皆さんにはたびたび迷惑をかけることになっていました。  今回久しぶりの参加で、今年の6月分から未納になっていた会費もようやく支払うことができました。  さて、今回の例会は劇団鳥獣戯画公演、知念政文脚…
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笑いと感動の95分、加藤健一事務所公演「煙が目にしみる」

 7月17日、会津演劇鑑賞会例会、加藤健一事務所公演、鈴置洋孝原案、堤泰之脚本・演出「煙が目にしみる」を會津風雅堂で観ました。大変面白かったです。  公演パンフレットにある堤泰之さんの文章によれば、初演は、1997年に鈴置洋孝プロデュースに書き下ろした舞台で、その後、2000年に加藤健一事務所公演として上演され、同じ頃、この戯曲が出版…
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政権とマスコミの癒着描いたブラックコメディ、二兎社公演「ザ・空気ver.2~誰も書かいてはならぬ」

 7月15日、東京芸術劇場シアターイーストで二兎社公演、永井愛作・演出「ザ・空気 ver.2~誰も書いてはならぬ」を観ました。  舞台は国会記者会館ビルの屋上。安田成美演じるネットテレビ局「アワ・タイムズ」代表井原まひるが、屋上から官邸前デモの様子を取材しようとカメラをセットしていると、眞島秀和演じるリベラル系全国紙政治部記者で官…
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薬物中毒に苦しむ者達の再生と再出発の決意にリスペクトするドラマ「ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル」

 7月14日、紀伊國屋サザンシアターで、キアラ・アレグリア・ヒュデス作、G2訳・演出、パルコプロデュース公演「ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル~スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ~」を観ました。  公演パンフレットによれば、作者のヒュデスは米ウェスト・フィラデルフィア出身の劇作家で、ウェズリアン大学でライティン…
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軽妙なフレンチコメディ、NLTプロデュース・鵜山仁演出「しあわせの雨傘」を観る

 5月24日、会津演劇鑑賞会例会、NLTプロデュース「しあわせの雨傘」を會津風雅堂で観ました。作者は、ピエール・バリエ&ジャン・ピエール・グレディで、以下の解説にもありますが、1980年にパリで上演され、その後、フランソワ・オゾン監督、カトリーヌ・ドヌーヴ主演で映画化され、2011年1月に公開されたフレンチコメディです。  NLTプロ…
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定めに従う主人公おりんの姿に涙~劇団1980公演「素劇 楢山節考」を観る

 劇団1980公演、深沢七郎原作、関矢幸雄構成・演出「楢山節考」を観ました(3月27日、會津風雅堂)。会津演劇鑑賞会3月例会です。  原作は、棄老伝説を物語化した作品として知られ、木下恵介監督や今村昌平監督によって映画化され、今村作品はカンヌ映画祭でグランプリを受賞しています。  劇団1980の舞台は、「素劇」として演じられてい…
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唐十郎作品がこんなに面白かったとは!? 「秘密の花園」に大満足!

 1月31日、東京芸術劇場“RooTSシリーズ”、唐十郎作、福原充則演出「秘密の花園」を観ました。  唐十郎作品を観たのは、今回が多分2度目です。初めて観たのは何をどこでだったか覚えていませんが、たしか40年以上前、状況劇場の紅テントで根津甚八さんが福助三人衆(?)の一人として出てきた芝居です。リアリズム一辺倒だった当時の私には(今も…
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初めて知った劇団「三ツ星キッチン」の舞台「FAMILY」に感動

 1月30日、高田馬場ラビネストという座席60ぐらいの小さな劇場で三ツ星キッチン公演、上條恒作・演出のミュージカル「FAMILY」を観ました。  三ツ星キッチンは創立10周年だそうですが、今回初めて存在を知った劇団です。作・演出の上條恒さんは上條恒彦さんの息子さんだそうですが、出演もしていて、なかなか才能のある方だと思いました。 …
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江戸庶民の願いが表れている人情芝居、前進座公演「くず~い屑屋でござい」

 1月21日、会津演劇鑑賞会例会、前進座公演、鈴木幹二台本・演出「くず~い屑屋でござい」を會津風雅堂で観ました。装置・高木康夫、照明・遠藤正義、音楽・杵屋邦寿といったスタッフ陣です。  とにかく面白く、泣き笑いしながら観た楽しい舞台でした。  原作は、落語「井戸の茶碗」だそうで、どこかで聴いたことがあるような気もしますが、定かではあ…
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2度目の観劇で初めて気づいた沢山の見所~屋根の上のヴァイオリン弾き

 12月25日、日生劇場で「屋根の上のヴァイオリン弾き」を観ました。この作品を観たのは4、5年前(?)以来2度目です。前に観た時もそれなりに感動したのですが、今回はいろいろな発見もあり、作品の魅力を感じることが出来ました。  まず、私の座席位置がラッキーだったかと思います。何と、普段はオケピットが置かれている場所の最前列の上手側の…
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人格が崩壊するブランチの哀れさに涙~シアターコクーン「欲望という名の電車」

 12月24日、シアターコクーンでテネシー・ウィリアムズ作、小田島恒志訳、フィリップ・ブリーン演出、Bunkamuraプロデュース「欲望という名の電車」をシアターコクーンで観ました。主人公のブランチに大竹しのぶ、ブランチが触れたくない過去を暴き立てるスタンリーに北村一輝、ブランチの妹でスタンリーの妻ステラに鈴木杏など出演陣です。 …
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こんな解釈、演出をどうやって発想するのかと驚き~ヤン・ジョンウン演出「ペール・ギュント」

 12月23日、世田谷パブリックシアターで「ペール・ギュント」を観ました。世田谷パブリックシアターは「子午線の祀り」以来2度目です。  「ペール・ギュント」は、ヘンリック・イプセンの原作、上演台本と演出は、韓国の演出家ヤン・ジョンウン、主役のペール・ギュントに浦井健治、その母オーセにマルシア、その恋人ソールヴェイに趣里、音楽が国広…
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ただただ驚嘆と尊敬、一人芝居「土佐源氏」の坂本長利さん

 12月23日、世田谷パブリックシアターで「ペールギュント」を観て戻った宿で何気なくつけたNHK-Eテレで、一人芝居「土佐源氏」を演じ続ける俳優坂本長利さんの特集番組を放送していました。  「土佐源氏」は演じ続けて1200回近くにもなるそうです。商業演劇ならいざ知らず、一回一回地方から公演の依頼があって、ボランティアなどの協力を得なが…
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「原発と人間」市民フォーラムⅥ、12月15日~17日市文化センターで開催

 12月15日から17日まで、「原発と人間」市民フォーラムⅥが会津若松市文化センターで開催されます。  左にチラシの写真を掲載しましたが、様々な催しがあります。伊東英朗監督のドキュメンタリー映画「放射能を浴びた X年後」は前売券1000円(当日1200円)と有料ですが、その他は無料です。  私が演出で関わっている朗読劇、シアターFに…
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40年前に現在の高齢社会を先取りした喜劇、有吉佐和子原作・小幡欣治脚本・文化座「三婆」に泣き笑い

 11月25日、会津演劇鑑賞会例会で、劇団文化座公演「三婆」を會津風雅堂で観ました。有吉佐和子原作、小幡欣治脚色、西川信廣演出による作品です。  文化座の初演は1977年だそうで、それ以前は同じ小幡さんの脚色で商業演劇で上演されていたそうで、大変息の長い作品……というよりは、40年前の原作・脚本の社会状況に現在がなっており、まさに現代…
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劇団民藝「SOETSU」を再び観る

 9月22日、会津演劇鑑賞会例会、劇団民藝公演、長田育恵作・丹野郁弓演出「SOETSU~韓くにの白き太陽」を會津風雅堂で観ました。昨年11月(…記憶違いかも)に紀伊國屋ホール(これも記憶違いでサザンシアターかも)で観て以来2度目です。  ドラマは、美学者・哲学者である柳宗悦が、朝鮮民族の日常生活に根付いていた独特の白磁に魅せられ…
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斬新な発想、小さな島が独立国に!~青年劇場「みすてられた島」

 7月28日、会津演劇鑑賞会例会、青年劇場公演、中津留章仁作・演出「みすてられた島」を會津風雅堂で観ました。  戦後、東京都大島町が日本から分離される事態となったことに想を得て、日本の近未来の出来事としてこの作品が書かれたそうです。実に面白い発想です。解釈改憲で、平和憲法の有名無実化を図ってきた安倍政治に対する明快なアンチテーゼが感…
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感動のステージ、ミュージカル座「ひめゆり」

 7月15日、シアター1010でミュージカル座公演「ミュージカルひめゆり」を観ました。私が主宰する劇団はんぷてぃ・だんぷてぃ出身のこんたみのりが出演の舞台です。作曲・編曲・音楽監督山口琇也、脚本・作詞・演出・振付ハマナカトオル、美術松野潤による2幕からなる作品で、主な出演者は、はいだしょうこ(キミ・ひめゆり学徒)、木村花代(上原婦長・南…
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子午線の祀り

 7月14日、世田谷パブリックシアターで木下順二作、野村萬斎演出「子午線の祀り」を観ました。  公演パンフレットによれば、1976年に初演された第一次公演以来、新劇、歌舞伎、能、狂言などジャンルを超えたスタッフ、キャストによる上演は、昭和の時代に第五次まで行われたそうです。初演の頃は、私も購読していた演劇専門誌「テアトロ」「悲劇喜劇…
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