テーマ:演劇

脚本・演出に苦労の跡が……日生劇場「嵐が丘」

日生劇場の「嵐ヶ丘」を観ました。G2脚本・演出、堀北真希のキャサリン、山本耕史のヒースクリフ、狂言回しのネリーが戸田恵子という布陣です。 メインキャストも含めて役者はそれぞれ熱演・好演でしたが、脚本的には決して成功だったとは思えません。E・ブロンテ原作の劇的場面、またそこに至る決定的場面を繋ぎ合わせたような脚本のようで、G2さんには失…
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場面転換にアイデア ~ トム・プロジェクト「満月の人よ」

3月31日、会津演劇鑑賞会例会でトム・プロジェクトによるプロデュース公演、東憲司作・演出「満月の人よ」を観ました。私がトム・プロジェクトプロデュースを観たのは、多分初めてかと思います。上演時間100分足らずの一幕物で、尺も丁度よく大変面白かったです。主役のトリモチ職人達吉を演じた村井國夫さんを始め4名の出演者それぞれがいい味を出していま…
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富良野GROUP公演「ノクターン~夜想曲」を観る

3月1日、倉本聰作・演出、富良野GROUP公演「ノクターン~夜想曲」を會津風雅堂で観ました。倉本聰さんが、震災・津波・原発事故の被害を受けた福島県相双地方を取材して書かれた作品です。まさに、被災者の様々な思いを受け止めて紡ぎ出されたドラマだったと思います。 【あらすじ】 東日本大震災から数年後の3月11日。原発事故避難区域となっ…
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新しい創造の視点、別世界co.「ロミオ&ジュリエット」

1月24日、東京大塚の萬劇場で別世界カンパニー・プロデュース、W.シェイクスピア原作、伊木輔演出「ロミオ&ジュリエット」を観ました。 ジーパン、普段着で演じるシェイクスピア作品は、もう40年も前から演出家の出口典雄さんが試みていますが、今回私が観た別世界co.救済の時チームによる「ロミオ&ジュリエット」もそのような一種と言えなくもあり…
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劇団はんぷてぃ・だんぷてぃ出身者がジュリエット役で舞台に

1月11日、猪苗代町でも成人式が行われ、終了後、同じ会場のまなびいなで大須賀ひできさんのライブが行われました。私は所用があって参加できませんでしたが、新成人・一般の方約70人が参加したとのことです。この企画の仕掛け人は、小川病院の今田かおる先生で、12月の若松でのライブの時に大須賀さんとは話を決めていたとのことです。 私は、ライブ終了…
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真船豊の代表作『鼬』を観劇~小気味いい鈴木京香の「おとり」

12月27日、世田谷パブリックシアターで真船豊作、長塚圭史演出によるシス・カンパニーの「鼬(いたち)」を観ました。鈴木京香、高橋克実、白石加代子など個性の強い出演者達が、戦前の東北農村(会津)の没落旧家を巡る金と欲、腹の探り合い、人間の業を快演しました。 真船作品は、演劇を勉強していた20歳の頃の、この鼬を始め、鉈、狐舎、中橋公館など…
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確かな科白で魅せた劇団民藝「海霧」

11月20日、18時30分から會津風雅堂で会津演劇鑑賞会(http://ameblo.jp/aizu-enkan/)例会で、劇団民藝公演、原田康子原作・小池倫代脚色・丹野郁弓演出「海霧(うみぎり)」を観ました。 出演は、伊藤孝雄、樫山文枝のベテランに、若手の中地美佐子、桜井明美ら、それに会津高田出身の大越弥生など。 ドラマは、「…
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今、舞台本番迎える緊張の中……

10月12日、これから劇団シアターFの舞台本番が間もなく1時30分から開演です。 午前9時20分からゲネプロを行いました。 井上ひさしさんの朗読劇「少年口伝隊 ー 1945」の演出には私は関わっていませんが、演出を担当した畑沢聖悟さんの「ケンちゃんの贈り物」と合わせ、ほぼ予定の所要時間でした。 演出としては、つい欲目が出てしま…
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劇団シアターF、12日の本番を控え舞台稽古

10月11日、明日12日の公演本番を前に、朝から舞台仕込み、そして舞台稽古を行っています。 出し物は2本立で、まず1本目は井上ひさし作の朗読劇「少年口伝隊ーー1945」、2本目が畑澤聖悟作「ケンちゃんの贈り物」です。 後者は私が演出を担当しました。80分ほどの短い芝居ですが、心に染みる作品です。泣かせる芝居になっていると思います。 …
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シアターF「ケンちゃんの贈り物」公演を前にステージ稽古

10月1日、今月12日に行う「ケンちゃんの贈り物」公演を前に、会場の市文化センターのステージを使いステージ稽古を行いました。 普段の稽古では十分想定できなかった客席とステージの高低差によって、客席からは役者が何をやっているのかが分からないことが発見できたり、演技上の変更点もいくつかありました。 芝居の出来も徐々に上がってきま…
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虚から実を生み出したヴォードヴィルショー「トノに降る雨」

9月26日、会津演劇鑑賞会例会、東京ヴォードヴィルショー公演、中島淳彦作・ラサール石井演出「トノに降る雨」を會津風雅堂で観ました。ギャグやおふざけ、くすぐりがいっぱいの舞台でしたが、テーマは至極真面目で、戦国の不条理な社会に翻弄される人々を描きながら、自然の中で人々が力を合わせて素朴に生きることを礼賛するものでした。原発など不条理の極み…
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まるでコミックのページをめくるような場面展開~舞台「ガラスの仮面」

8月17日、青山劇場で美内すずえ原作、G2脚本・演出の「ガラスの仮面」を観ました。 でも、私の観たのは午後1時開演だったのですが、それを午後2時開演とばかり思い込んでいて、開幕から30分ほどを見逃してしまいました。 真っ暗い中、係員に案内されて席に着いた時……どんな場面から見たのか忘れてしまいましたが、長尺の白いパネルが場面の仕切り…
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シアターF公演「ケンちゃんの贈りもの」、荒立ち稽古に入る

8月11日、心配された台風11号も大過なく過ぎ去り、午前中は伸び放題だった家の西側にある畑の草刈りをしました。全部終えることはできませんでしたが、お盆前には終えたいものです。 夜は、劇団シアターFの稽古に参加して、たった今(22時10分)自宅に戻ったところです。 会津若松市のアマチュア劇団シアターFは、10月12日に市文化センタ…
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芝居観る仲間を増やそう~会津演鑑応援団で侃々諤々の議論

7月31日、会津演鑑応援団の会合があり参加しました。 応援団の結成は、昨年の会津演劇鑑賞会総会で有志から提起され、鑑賞会会員の減少に歯止めをかけ増加に転じさせる力になろうと呼びかけられたものです。 私も当初から名を連ねてはいましたが、7月に行われた前回の会合から初めて参加しました。 今回の会合では、演鑑の執行機関である幹事会の…
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舞台と客席が交流する劇団1980「素劇 あゝ東京行進曲」

7月24日、会津演劇鑑賞会例会で劇団1980(イチキュウハチマル)公演「素劇 あゝ東京行進曲」を観ました。 日本初のレコード歌手佐藤千夜子の生涯を描いた藤田傳作、関谷幸雄演出による作品です、素劇の名の通り、舞台装置と言われるようなものはほとんどなく、舞台は黒一色で、中央に組まれた常足(1尺4寸高)の2間四方の二重舞台と数多くの長方体ブ…
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舞台「ガラスの仮面」のチケットをGET!

8月15日から青山劇場で「ガラスの仮面」が上演されます。日程が立て込んではいましたが、意を決して17日のマチネのチケットをネットで求めました。 実は、私は「ガラスの仮面」のファンでして……f^_^;) 美内すずえさんのこのコミックにはまったのは、もう20年も前でしょうか。劇団はんぷてぃ・だんぷてぃを立ち上げた前後だったと思います…
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観方を誤った舞台「アンナ・カレーニナ」

5月27日、会津演劇鑑賞会の例会でエイコーン公演、トルストイ原作、加来英治脚色・演出「アンナ・カレーニナ」を會津風雅堂で観ました。 工夫された舞台セットと演出でテンポ良く流れた舞台でしたが、主役アンナを勤めた栗原小巻さんの大時代的な台詞回しと、愛と憎しみをテーマに展開する舞台に対して、何故この時代にこの作品なのかと思ってしまいまし…
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時代と重なる青年座公演「見よ、飛行機の高く飛べるを」

5月11日、下北沢の本多劇場で劇団青年座公演、永井愛作、黒岩亮演出「見よ飛行機の高く飛べるを」を観ました。この作品は、永井さんの祖母がモデルになっているそうで、1997年に青年座に書き下ろしたものとのことです。明治末期の女子師範学校に通っていたお祖母様とその2年後輩の市川房枝さんらをモデルに、時代の転換点の中で怒り、苦悩し、行動する女生…
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会津出身女優 小暮智美が主役級勤める青年座公演に期待

5月10日から18日まで、劇団青年座創立60周年記念公演第1弾、永井愛作、黒岩亮演出「見よ飛行機の高く飛べるを」が下北沢本多劇場で上演されます。 市川房枝さんらをモデルとしたこの舞台で、その市川さんをモデルとした初枝役を勤めるのは、下郷町出身の小暮智美さんです。 小暮さんは、葵高演劇部で活動していた高校時代から会津演劇鑑賞会の事務所…
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福島と重なる長崎の悲劇~俳優座「樫の木坂の…」

3月27日、会津演劇鑑賞会例会、俳優座公演、堀江安夫作、袋正演出「樫の木坂の四姉妹」を會津風雅堂で観ました。私にとっては、久々に本格的なセリフ劇を観たという印象です。中村たつ、岩崎加根子、川口敦子らベテラン俳優陣が、人物像を見事に掘り下げ、演じ、ドラマ世界に引き込んでくれました。 舞台は、夏を迎えようとしている2000年の長崎、被…
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今年の初観劇~劇団NLT「OH!マイママ」

 1月19日、会津演劇鑑賞会例会・劇団NLT公演「OH!マイママ」を會津風雅堂で観ました。今年の初観劇です。  台本は、ジャック・ブリケールとモーリス・ラセイグの共作、訳佐藤康、演出釜紹人による舞台、一口に言って面白かったです。  物語のあらすじは、20年前に妻が失踪したという国会議員の父と、大学出たての若手建築家の息子が、近…
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ユニークな舞台の試み~きらく座公演

!!  11月10日、喜多方プラザ小ホールで劇団きらく座第5回公演「迷惑な置き土産」「落語芝居・芝浜」を観ました。  ‘熟年組・若手組の競演’と銘打った今回の舞台は、前者が熟年組、後者が若手組で行われました。「迷惑な~」は、原発事故による放射能汚染をモチーフにした作品で、後者は言わずと知れた古典落語の芝居化です。  「迷惑な~」…
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戦争の傷跡描く山田太一作「二人の長い影」

 今日、明日と2日間、市内の劇団シアターFが、山田太一作「二人の長い影」を、不肖私の演出で上演します。会場は会津若松市文化センターで、今日12日は18時開演、明日13日は13時30分の開演、入場料は700円です。  朝鮮半島で終戦を迎えた恋人が、戦後の過酷な引き揚げ体験、またシベリア抑留を経て58年振りに再会し、戦争で引き裂かれた傷…
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市民てづくり舞台育てた森田時夫氏逝去

 5月12日、会津の演劇文化の発展に力を尽くされた森田時夫先生の葬儀告別式がさがみ葬祭会館で行われました。享年80歳でした。  式には、退職校長会の皆さん、市内の演劇関係者、NPO法人鶴ヶ城を守る会の方々など多くの方が参列しました。私も演劇関わりで参列させていただきました。  私が森田先生に知己を得たのは、昭和50年前後で…
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ぴ~ひゃららが「鈍獣」で活きのいい芝居

 2月10日、久しぶりに劇団ぴ~ひゃららの舞台を会津若松市文化センターで観ました。作品は宮藤官九郎作、近藤直宣演出「鈍獣」です。当日配布された公演リーフレットにも書いてありましたが、これまでのぴ~ひゃららの作品とはかなり質の違うものでした。  芝居の好みで言えば、私の趣味には合わない作品でしたが、劇団の新たな可能性へ挑戦している姿…
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前進座劇場ファイナル公演を観る

 1月8日、初めて吉祥寺の前進座劇場に行き、劇場のファイナル公演「三人吉三巴白波」を観ました。「しんぶん赤旗日曜版」で、前進座劇場が9日の千秋楽をもって取り壊しになると知り、まだ一度も訪れたことのない劇場を見てみたいと思ったわけです。できれば、土曜か日曜にしたかったのですが、8日のチケットしか取れませんでした。  固定席500の劇場…
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創立55周年の童劇プーポ

 10月27日、会津若松市で最も長い歴史を持つ劇団「童劇プーポ」の創立55周年記念祝賀会がホテル・ニューパレスで行われ、プーポの団員や会員、市内の劇団関係者など約50名が参加しました。  私が代表を勤める劇団はんぷてぃ・だんぷてぃは、昨年12月に20周年記念公演を行って以来、事情があって活動休止状態になっていますが、それと比較しても…
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祝・会演劇鑑賞会創立50周年!

 10月13日、会津演劇鑑賞会創立50周年祝賀会がホテル・ニューパレスで行われました。  劇団スイセイ・ミュージカルの劇団員5名の華やかなオープニングステージで幕を開け、佐藤紘一実行委員長が開会挨拶をされました。  祝賀会には会員のほか、東北各地の演劇鑑賞会の代表の方々、またプロの劇団からも、オープニングステージを飾ったスイセイ・…
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今日「臨界幻想」再演~シアターF

 今日18時30分から会津若松市文化センターで劇団シアターFが「臨界幻想」を再演します。福島第一原発で事故が起きたという設定で、31年前、ふじたあさやさんが青年劇場に書き下ろした作品です。  この劇を見ると、昨年の原発事故は起こるべくして起きたこと、安全神話の背景がよく分かります。  一見の価値ありますよ。ぜひ、見においでく…
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観客の反応に戸惑った「臨界幻想2011」

 5月26日、紀伊國屋サザンシアターで、青年劇場公演、ふじたあさや作・演出「臨界幻想2011」を観ました。今年3月、会津若松の劇団シアターFが、31年前に発表された「臨界幻想」を上演したことは、以前このブログで書きましたが、昨年の福島第1原発事故の経験を踏まえ、ふじたさんが書き直した作品です。  舞台中央に客席側から舞台奥に向か…
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