斎藤もとおの見聞録

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zoom RSS 震災・原発事故から3年

<<   作成日時 : 2014/03/12 19:38   >>

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 3月11日、東日本大震災から丸3年を迎えました。津波、原発事故で被災した多くの自治体で犠牲者を悼む追悼式が行われました。
 会津若松でも、震災の発生した14時46分に1分間のサイレンが鳴らされ、議会で委員会を行っていた私たちも黙祷を捧げました。

 震災・原発事故から3年の節目の年に当たり、各地で様々な集会が行われました。会津若松では、3月8日、市教育委員会の主催による「原発と人間」と題するシンポジウムが市文化センターで開催されました。教育委員会の主催でこのような企画が実現したのは画期的です。事業を主管した会津若松市北公民館を中心とした実行委員会の皆さんの熱意の賜物だと思います。

 シンポジウムには市民を中心に200名以上が参加し、まず宇宙核物理学の久保野茂東京大学名誉教授による「エネルギーの源と人間活動」、生命倫理学の木村利人早稲田大学名誉教授による「態度に示して『いのち』を生きよう!」と題した2つの基調講演を聞き、その後昼食をはさみ、佐々木篤信会津大学名誉教授を座長に、基調講演の2先生、地元会津の小児科医小林恒司氏、同じく真宗大谷派西蓮寺住職秋月享観氏、同じく農民詩人の前田新氏によるパネルディスカッションを聞きました。

 基調講演での久保野先生の話は、「人類が20世紀の自然科学から学んだことは、自然エネルギーは、基本的には原子核のエネルギーであるということだ」と指摘し、原発も含めてわれわれは今後200〜300年で枯渇する化石エネルギーに頼っている現状を説きました。その上でて太陽光発電や風力発電などの自然エネルギー開発が低レベルにある中で、核分裂によってエネルギーを生み出す危険な原発ではなく、メルトダウンや余熱、核廃棄の問題がほとんどないと考えられる核融合反応を人類のために使う可能性を述べられました。
 素人の私には、核融合エネルギーが未来のエネルギーになり得るのか理解が困難でしたが、久保野先生のお話からは、科学者としての使命感のようなものを感じました。

 木村先生は、「反原発」のために心を合わせ、いのちの平和と喜びを態度に示す「行動」によって、今後のわたくし達の究極的目的は何であれべきかを考えたいとして、「幸せなら手をたたこう」の作詞を思い立った学生時代の東南アジアでのボランティア活動での体験から話を始められ、「『反原発の未来への希望』こそ、態度に示して『いのち』を生きることの核心であることを、人間活動のあらゆる分野で共有して行こう」と呼びかけました。大変共感できるお話でした。

 シンポジウムでのパネリストの皆さんのお話も、震災・原発事故に直面した当時の内なる混乱や無力感などについて率直に語られましたが、原発再稼働や輸出を行おうとする政府への不信、無責任な態度への厳しい批判わされていました。

 「原発ゼロ」の日本は必ず実現しなければなりません。そのためには、このような場を通した意見交換と交流がもっともっと必要だと思います。

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