湊町から見る磐梯山~part3

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 上の写真は、今朝、自宅から事務所へ向かう途中で、国道294号線の湊町赤井から撮った磐梯山です。最近はいつも霞がかかった状態でお山がクッキリ見えないのが残念なのですが、霞と雲のかかり具合がいい雰囲気だったのでカメラに収めてみました。
 判りにくいですが、手前の田んぼと杉林の間にこんもりと見える緑地が国指定天然記念物「赤井谷地沼野植物群落(あかいやぢ・しょうや・しょくぶつぐんらく)」です。赤井谷地へは、下の写真の左手に見える廻戸(まわと)という集落から行けますが、現在、湿原への入り込みは禁じられています。市議会で、木道を設置して赤井谷地を観光資源として活用せよと質問した議員もいますが、私はそれは行なうべきでないと思います。人が入り込めば、悠久な時の流れの中で形成された貴重な湿原が、たちまちにして荒され失われるに違いないのですから。
 会津若松市教育委員会東公民館に勤務しておられる日本考古学協会員石田明夫氏のHP「考古学から見た会津の歴史」から、赤井谷地についての記述を下記に引用させていただきました。

赤井谷地沼野植物群落(あかいやぢしょうやしょくぶつぐんらく)
 赤井谷地(あかいやぢ)沼野植物群落とは、福島県の中央に位置する猪苗代湖の西岸に位置する標高約520mに広がる湿原で、会津若松市湊町と河東町との境にあります。東西約1km、南北約2km約53.3haの広さがあります。湿原は、約2万年前から続き、谷状低平地のヨシなどの低層湿原にも関わらず、標高の高い山地にしか見られないミズゴケなどになる典型的な高層湿原まで含む、極めて個性的な湿原となっています。
 そのため、寒地性のホロムイソウ、ホロムイイチゴ、ガンコウランなど北方系を中心とする200種類以上の極めて貴重な植物が生育しています。
 昭和3年3月24日に、国の天然記念物に指定されています。昭和36年9月には、昭和天皇が赤井谷地に行幸され、翌年の歌会始めには「雨はれし水苔原にかれのこるホロムイイチゴ見たるよろみび」の御歌を詠んでいます。その後の昭和天皇は御出でになっています。
 ここ数年、赤井谷地の南側において、大区画のほ場整備が実施され、湿原の回復と保存、共生の声が高まり、工事にも湿原保存に配慮したものとなりました。
 そこで、会津若松市では、さらなる自然の回復と湿原の保存に取り組んでいます。(石田明夫氏HP「考古学から見た会津の歴史」)

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