斎藤もとおの見聞録

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zoom RSS 「インバウンド観光の今後の課題」「民間住宅家賃補助の制度化」などで一般質問〜2月定例会

<<   作成日時 : 2018/03/03 18:40   >>

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画像 2月22日から始まった会津若松市議会2月定例会は、26日から28日まで一般質問が行われ、22人の議員が登壇しました。私は、2日目の27日に、@「インバウンド観光の現状と今後の課題について」、A「低所得者の賃貸住宅家賃補助の制度化について」、B「特別徴収税額決定通知書への個人番号記載の取り扱いについて」の3件で質問しました。
 答弁は、いずれも納得できるものではありませんでしたが、その概要は後日お知らせすることにして、私の質問原稿をテーマを小見出にしてえ以下に紹介します。


2018年2月定例会 斎藤基雄の一般質問原稿

@インバウンド観光の現状と今後の課題について
 本年1月16日、日本政府観光局は、2017年の訪日外国人数が推計値で前年比19.3%増の2869万900人になったと発表しました。中国や台湾、韓国などアジア圏からの旅行客が増え、5年連続で過去最高を更新したということであります。
 また、本年2月1日付の県内各紙は、観光庁が1月31日に発表した、2017年11月の宿泊旅行統計の速報値を発表したことを伝え、2017年1月から11月に本県の宿泊施設を利用した外国人観光客が8万9260人となり、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故前年である2010年の8万7170人を初めて上回ったと報じています。
 このような折、市議会政策討論会第3分科会は、地域経済の活性化に大きな影響を与える交流人口の拡大についての政策研究を始める参考にするため、本年1月22日、東洋大学国際観光学部国際観光学科の矢ヶ崎紀子准教授を招き、「インバウンド観光の現状と今後の課題」と題してご講演をいただきました。
 矢ヶ崎先生のお話は、本市の今後のインバウンド観光推進を如何に進めるべきかを考える上で、大変示唆に富むものでありました。断片的ではありますが、以下に講演の一端を紹介したいと思います。
 まず、先生は、「インバウンドは、地域から動かせない物、すなわち自然や文化、伝統、おもてなしなどによって外貨を獲得することで、地域のサービス産業が輸出の効果をもたらす」とインバウンド観光の経済効果について話されました。
 また、インバウンド観光には鉄板原則、動かし難い原則があることをデータをもって示されました。その内容は、人口の多い中国や距離の遠い欧米からは初回訪問の割合が多いが、まるで国内旅行のように頻度高く訪日している国や地域として韓国、台湾、香港、シンガポールなどが顕著であり、「観光客は近くから人数多く、頻度高くやってくる」という鉄板原則があるというものです。
 更に、矢ヶ崎先生は、「地方都市に求められるインバウンド観光戦略の方向性」の第1に挙げられたのは、マーケティングの重要性であり、どのようなインバウンド観光を目指すのかによってマーケティングの内容も変わるということであります。2つ目には、受入環境整備を挙げられ、旅行者が入国から出国までの一連の行動が快適に行えるようにし、また日本に来たいと思うリピーター候補を沢山つくることの大切さを指摘されました。そして、3つ目に推進体制の構築を挙げられ、「デスティネーションとしてのブランド形成には、地域のまとまりが不可欠である。企業は明確な指揮命令系統と責任体系のもとで一丸となって動くことができるが、地域はそうはいかない。地域の明日を描いたビジョンに共感することによって初めて自分ごととして考え、メリットを見出したときに動くことができる」と指摘し、インバウンド観光振興の受益者が、率先して実際の事業や取り組みを担うエンジンとして機能できる組織化を如何に進めるかが重要さを話されました。
 矢ヶ崎先生の講演の内容を念頭に置きながら、以下質問いたします。
 まず、本市を来訪したインバウンドの把握状況について4点伺います。
 第1に、本市がインバウンド観光に注目し、推進を掲げるようになった経過と理由をお示しください。
 第2に、インバウンド観光拡大の効果を国内観光と比較してどのようなものと認識しているのかお聞かせください。
 第3に、平成29年度行政評価結果報告書によれば、平成29年度の外国人旅行客はV案内所利用者数で14111人であったと示されていますが、これらの方々の国籍や来訪目的、その他の情報収集を行っていれば、その内容を具体的にお示しください。
 第4に、インバウンド来訪者に対しては、案内所以外において情報収集のための対策は行っているのか現状をお示しください。
 次に、インバウンド観光の拡大に向けた戦略と行ってきた施策について3点伺います。
 まず、インバウンド観光の拡大に向けて、これまで市が執ってきた戦略はどのようなものだったのでしょうか。その概要をお示しください。
 また、その戦略のもとでこれまで行ってきた事業や取り組み内容をお示しいただくとともに、現段階の到達に対する認識をお聞かせください。
 更に、2020東京オリンピック・パラリンピックに向けたタイ王国のホストタウンに登録され、この間、市長のトップセールスも行われたところですが、それらの効果のほどがどうなっているのか、現状をどのように分析し、今後の取り組みに生かそうとしているのか認識をお示しください。

 次に、インバウンド観光推進の今後の課題と戦略について2点伺います。
 まず、本市がインバウンド観光推進を行うに当たり、本市や会津地域の何をどのような手段でアピールしようとしているのか、また、どのような国の人々をターゲットに取り組もうとしているのか、今後の戦略や取り組み方針についてお示しください。
 先ほど紹介した矢ヶ崎先生は、政策討論会第3分科会セミナーにおいて岐阜県高山市の事例を紹介され、来訪者についての詳細なデータの収集と分析の重要性を指摘されました。本市においてもインバウンド観光推進のためには、インバウンドの詳細な情報収集と分析に取り組む必要があると考えますが認識をお示しください。

A低所得者の賃貸住宅家賃補助の制度化について
 4点伺います。
 第1に、昨年4月19日、国会において「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律の一部を改正する法律」(以下、法という)が全会一致で成立し、新たな住宅セーフティネット制度が昨年10月からスタートしました。新たな住宅セーフティネット制度が作られた背景や意義についての市の認識をお聞かせください。
 第2に、現時点における市営住宅の供給可能戸数と空室状況をお示しください。
 第3に、法においては、高齢者、低額所得者、子育て世帯、障害者、被災者等の住宅の確保に特に配慮を要する者を住宅確保要配慮者と規定していますが、住宅確保要配慮者の市営住宅入居状況についてお示しください。
 第3に、生活保護の捕捉率が現在開会中の通常国会でも問題視されましたが、生活保護基準以下の所得にありながら生活保護を受給せず民間賃貸住宅に入居している市民が多く存在していると考えられます。このような状況下、市においても低所得者の賃貸住宅家賃補助の制度化が必要ではないでしょうか。認識をお示しください。

B特別徴収税額決定通知書への個人番号記載の取り扱いについて
 まず、総務省の方針変更への対応についてです。
 昨年12月15日、働く人の給与から住民税を徴収するため市区町村が事業所に送る特別徴収税額決定通知書(以下、決定通知書という)について、総務省が「当面、個人番号を記載しない」旨を各自治体に通知したことが新聞等で報じられています。
 決定通知書は、毎年5月に市区町村が事業所に郵送するもので、29年度分から様式が変わり、新たに個人番号記入欄ができましたが、郵便の誤配送や担当者以外の者の開封によって個人番号が漏洩する恐れがあること、また事業主に個人番号を示していない従業員の番号を行政が開示する問題など、多くの問題が指摘されていました。
 そのような中、昨年、全国商工団体連合会が全国の1741自治体にアンケートを取ったところ、「1130自治体から回答が寄せられ、マイナンバーを一部不記載、全く不記載、アスタリスクでの表記を合わせると15.74%占め、6都府県では過半数の自治体が不記載であった」と報告しています。
 一方、総務省の指導に従い個人番号を記載した自治体では誤送付などが発生し、少なくとも101自治体で個人番号付きの個人情報が漏洩する事態となっていたことも明らかになっています。総務省は、各地で多発した誤送付や事業所での混乱が現実に起こったことで、僅か1年で「マイナンバーを記載せず」との方針に変更せざるを得なかったことになります。
 そこで伺います。総務省が、これまでの方針を変更した理由についての認識をお聞かせください。
 次に、市民に不利益をもたらさない行政対応のあり方について伺います。
 まず、昨年6月定例会における私の一般質問に対する答弁で財務部長は、「決定通知書に番号を記載して通知する必要がある」と事務効率の観点からの必要性を示していましたが、現在もその考えに変わりはないのでしょうか。認識をお示しください。
 決定通知書への個人番号記載問題のように、時として国の方針が市民に不利益を及ぼす恐れが生じる事態は今後も起こり得ることであります。そのような恐れがある場合に、市は国の言うがままではなく、しっかりと国に意見を言い、市民に不利益をもたらさない行政対応を行うことが必要と考えますが、市の認識をお示しください。


【訃報・弔意】五十嵐弥彦さん(湊町原、77歳、元会津若松市農業委員、2月18日逝去、22日告別式
【訃報・弔意】岩崎ヨシノさん(湊町笹山原、94歳、岩崎義喜さんの母、2月20日逝去、24日告別式
【訃報・弔意】佐藤キヨヱさん(湊町田代、85歳、佐藤義徳さんの母、2月26日逝去、3月2日告別式)

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