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斎藤もとおの見聞録
自然のままに
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作成日時 : 2008/08/01 18:16
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7月上旬だったでしょうか、地方紙に会津若松市のモリアオガエルの生息地について、産卵が全盛であるとの記事が載っていて、賛否様々の反応があったそうです。
雨上がりのあと、今日の午前中、市の職員に案内してもらい、記事で紹介されていた場所へ行ってきました。
車1台が通れる山道を15分から20分ほど行き、途中で車を降りて山道を10分ほど徒歩で登った先にその場所はありました。
卵は、もうすべて孵化し終えてなくなっているだろうと思っていたのですが、写真のように若干残っていました。
中には、残りかすのようなものもありましたが、次の写真のように、時おり沼の上に落下し波紋を浮かべたりしています。
モリアオガエルは結構広く分布しており、珍しい生物ではないそうですが、少なくない自治体が天然記念物に指定しているのは、生息地に多くの人が踏み込んで、その環境が荒らされることを防ぐためかもしれません。
このモリアオガエルの生息地は、異論もあるようですが、産卵数では国内有数の場所だとの声もあります。
しかし、もの珍しさで人が入り込むのは、やはり良くないと思います。
モリアオガエルの保護を行政が積極的に行うべきとの意見もありますが、私はそうは思いません。
沼が枯渇するような事態には何らかの対処もありうるでしょうが、基本的には何もしない≠アとが一番ではないでしょうか。
この生息地も、あまり人に知らしめず、自然のままにしておくのがいいと思います。
【モリアオガエル】
体色は地域により異なり、緑一色のものと、背に赤褐色や暗褐色の斑紋があるものとがいる。森林に棲み、樹上生活を送る。日本本土では、産卵も樹上で行なう唯一種のカエルである。池・沼・水田などの水面に張り出した木の枝や水辺の草むらなどに、黄白色の泡状の卵塊を産む。産卵の際には雌一頭に対して複数の雄が抱きつき、雌が産んだ卵塊を後肢でかき回して、泡状にする。孵化した幼生はそこから水面へと落ちて行く。産卵数は300から500個ほどで、繁殖期は四月から七月頃。 本種が生息する都道府県・市町村などでは、自治体指定の天然記念物とされていることが多い。
ところで、左の写真の浮島は何だかわかりますか?
市の職員の説明によれば、これはエゾミズタデの浮島だそうで、北海道以外で見つかるのは大変珍しい貴重なものだそうです。
下の写真は、浮島から流れた種子か、分離した茎が水辺に根づいたと思われるエゾミズタデです。
インターネットで調べていたら、青森県深浦町の広報紙にエゾミズタデについて、次の解説文があったので紹介させていただきます。
【エゾミズタデ】
大きい沼や溜池などに浮島を思わせる群落をつくって成育しています。寒地生の水生植物ですが、乾燥が続いて生育地が干上がったりすると、陸生の形態へと変化をするという、器用な植物でもあります。日本では、北海道と青森県が主な生育地で、それより南に行くとほとんど見ることができないそうです。分布の中心と思われる北海道でも、絶滅危急種に指定されて
いるそうですが、県内の津軽地域の大きな溜池などで見ることができます。深浦では艫作台地の切明沼で、真夏の水面に白い花をつけてただよう清涼感豊かな見事な大形群生が見られます。
深浦町野草保護管理協議会委員 佐藤英文(青森県深浦町)
また、この場所では、ハナイカダという葉の真ん中に花が咲き実を結ぶ珍しい植物にも出会いました。もっとも私だけが知らなくて、皆さんは既にご存知なのかもしれませんが。
(^。^)
それに、写真を良く見てください。カエルの写っているのが分かりますか?
私は、写真を撮っているときは、実に焦点を合わせることだけしか考えていなくて、カエルの存在にはまったく気付きませんでした!
山から戻って写真の編集をしているときにやっと気付きました!
(+o+)
体型はモリアオガエルのようでもありますが、ぼやけているのでよく判りません。なんだか、すごく損をしたような気分です。
それにしても、この沼の風景は趣があります。人がほとんど入らないからなのでしょうね。
ぜひ、このままで守りたいものです。
【ハナイカダ(花筏)】
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : ミズキ目 Cornales
科 : ミズキ科 Cornaceae
属 : ハナイカダ属 Helwingia
種 : ハナイカダ H. japonica
学名
Helwingia japonica
(Thunb.) F.Dietr. (1817)
和名
ハナイカダ(花筏)
ハナイカダ(花筏、Helwingia japonica)はミズキ科の落葉低木で、北海道南部以南の森林に自生する。葉の上に花が咲くのが特徴である。雌雄異株。花は淡緑色で、子房下位、花弁は3-4枚。春に葉の中央に1-2個(雌花)または数個(雄花)の花が咲く。果実は黒い液果で種子を2-4個含む。この液果は甘味があり食べられる。進化的には葉腋から出た花序の軸が葉の主脈と癒合したと考えられる。
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